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FDAが肺癌用新薬を承認
    記事番号:27
    記録日  :May28/2003,18:33
    記録者  :Admin
    Web  :アガリクス・パワー

◆もっとも一般的な疾病を新規の方法で処置する薬

米国FDA(食物薬品管理局)は肺癌のもっとも一般的な非小細胞肺癌による重度患者を処置するための新薬を認可したと発表した。

新種抗癌剤イレッサの第一段階は昨秋FDAの専門審査団の支援の基に過半数を勝ち得たが、世界最大の市場における最終的承認は規定者が追加的な臨床データを試験する間に遅れている。

この薬品はAstraZeneca社にとって 北米市場でPrilosec名で販売されている潰瘍用薬Loecが包括的競合に直面しその販売が落ち込んでおり、これの埋め合わせをすべく目論んだキーとなる新薬の一つである。

『イレッサの認可が下りれば、これまで外の薬では癌の進行を阻止できなかった数千の肺癌患者がもうひとつ追加の療法を受けることが出来るようになる』とFDAコミショナーのMark McClellanは声明文に述べている。

◆進行癌に対し認可
FDA曰く、標準的対症療法としてプラチナベースとdocetaxel抗癌剤の2薬が投じられている非小細胞肺癌の重度患者に対しイレッサを認可した。

イレッサは抗癌剤による過酷な痕跡を残すこと無く腫瘍を縮小する1日1錠の投与薬である。

イレッサは腫瘍要因感覚器官として認知されている新規の薬品家系に属するものである。 即ちEGFR, 抑制遺伝子であり、これらが最初に発見されたとき腫瘍学者の間で大変な興奮をもたらしたものである。

しかしながら、その販売展望に於いては昨年イレッサの組合せ療法試験業務に於ける失敗で損害を蒙り、またその安全性に関しては日本で当該製品に関連する246名の死者がでている。
イレッサの日本での収益は2002年7月の発売開始以来その年の第4四半期の4100万ドルに対し今年の第一半期は1900万ドルに落ちている。





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