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ホルモン置換え治療へ警告
    記事番号:22
    記録日  :Jul19/2002,12:24
    記録者  :Admin
    Web  :アガリクス・パワー

米国政府科学者は、エストロジェンとプロジェスティンの長期使用が女性の乳癌、卒中および心臓発作の危険を著しく増加させたとして、国のホルモン置換治療に関する最も大きな研究を突然終了させた。

600万人のアメリカの女性が一過性熱感および他の閉経期の徴候を抑える為やあるいは長期使用が心臓病や粗骨症を防ぐだろうという医師の長年の仮定のためにこのホルモン・コンビネーションを使用している。

それらの仮定のうち2つが間違っていると国立衛生研究所は7月9日に発表した。実際、エストロジェンとプロジェスティンの長年にわたる使用は、使用しなければ健康であろう女性の卒中の危険度41%、心臓発作の危険度29%、乳癌の危険度24%を増加させた。

良い点としては、結腸癌と股関節部骨折の危険度を3分の1に減らす事が挙げられるが、しかし、それらの病気を避けるには他の方法があると医師は加えている。

ホルモンの危険を終えることはそれらの利点より重要だった為、国立衛生研究所は16,600人の-女性を対象にした研究を予定の8年より3年早い5年目にして終了した。
更に同研究所は、エストロジェンープロジェスティン・コンピネーションを使用している他の女性も止めるべきかどうか、主治医に相談するよう助言している。

研究のリーダーは、個人の危険がかなり小さいので女性がパニックを起こしてはいけない強調している。

錠剤を服用しなかった10,000人の女性とエストロジェンとプロジェスティン・コンビネーションを服用する女性10,000人を比較すると、服用している女性の方が1年で乳癌8件増、卒中8件増、心臓発作7件増、直腸癌6件減、股関節骨折5件減という結果が出ている。しかしながら、何百万もの女性がホルモンを服用しているので、それらの数が何千もの病を意味することになるという事実に同衛生研究所のディレクターは注目した。

長い間、エストロジェンを使用するかどうかは閉経に近い、または閉経後の女性を苛立たせる疑問だった。研究が決定的に見えている一方、それがすべての質問を解決するとは限らない。

例えば。。。

−エストロジェンだけを服用している女性はどうなのか−まだこの臨床は継続されている。
プロジェスティンによって平衡を保たれないとそれが子宮癌を引き起こすので、子宮摘出した女性だけがエストロジェンを単独で使用することができる。

−長期服用ではなく短期服用の場合の危険度はどうなのか。
最新の研究では、心血管系の危険がホルモン立替治療1年目にして高くなった一方、使用4年後まで癌危険は現われなかった。

「目的はあなたの個人ニーズを補う事に逆戻りする」とベイラー医科大学の研究共同執筆者ジェニファー・ヘイズは言う。
「もしあなたが3週間(寝汗のために)眠ることができず、低用量の短期治療がそれを救うのであれば、クオリティー・オブ・ライフは重要なものだ。」

−この研究はプレンプロ(Prempro、最もポピュラーなエストロジェン・プロジェスティンのコンビネーション)を使用した。しかしより低用量の錠剤や皮膚パッチはどうなのか?
各々をテストしないと「間違っている答えを得ることになる」と研究共同執筆者であるニュージャージーの医科歯科大学のノーマン・レーザー博士は警告する。 彼は製薬会社がそのような試験を行うことを望んでおり、「我々が何が安全だか知るまでには時間がかかるであろう。」と言っている。

プレンプロやその他のエストロジェン・サプリメントを作っているWyeth製薬は、女性がホルモン治療を始める主な理由は一過性熱感や寝汗、膣系障害を和らげる為だと言う。
「それらの女性にとってのホルモンの重大な役割を認識することは重要である」とWyeth副社長のビクトリア・クシャク博士は言う。





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